4月4日の日記

2005年4月4日
背中から誰かが近づいてくるという気配で後ろを振り向いても、そこには誰もいない。時計が時を刻む音が、広いオフィスの中に木霊して、私を包み込む。
あの人は、私をおいて、今どこにいるのか?何をしているのか?
私以上に、あなたを求めている人など、どこにもいやしないのに。あなたが、私を求めていないのはわかっている。あきらめなければならないこともよくわかっている。

だけで、できない。
あきらめきれない。

あなたの心が、いつか僕を向いてくれるのではないかと、その一縷の望みにすべてを賭けて、日々を暮らしていると、なにもかもが、どうでもよくなり、生きていくリアリティが薄れていく。

あなたにとって、私は何?どんな存在?仲の良い友達というだけなら、いっそあなたに恨まれるほどの傷をつけて、一生忘れないで居てほしい。それほどまでに、あなたが大切なのに、あなたは、私になにも応えてくれない。
でも、そうじゃない。あの人は、精一杯の心と優しさで、私に応えてくれている。あの人のできる限りの暖かさで、私を見守っていてくれる。それが、私を狂わせる。私をねじまげる。

あなたのそばにいたい。

あなたの体温を感じたい。



私を助けれられるのは、あなたしかいないというのに。



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