8月24日の日記
2005年8月24日少しずつ離れていこうと思います。
気づかれると、あの人は
まるで自分のせいのように
自分自身を責めてしまうだろうから
気が付くと
接点が消えてしまっているように
一歩ずつ下がっていこうと
思います。
まだまだ燻っている
私の心の中の火も
そんなに簡単には
視野からそらせられないから
すこしずつ
ずっと
続けていたテニスも
この八月で終わりにします
一緒にダブルスでプレイをして
一度でいいから
1ゲームでもいいから
二人で勝ちたかった
あの人の笑顔を
見たかった
この一年
必死でやってきたので
ヒジに負担がかかってしまい
今はもう、ペットボトルも片手で持てません
あの人と手をつないでも
握り締める握力が ありません
一緒にいたかった
1時間でも
1分でも多く
そばに
いたかった
いたかった
好きになって3年
告白してからもうすぐ2年
ずっとずっと好きで
これからも
ずっと好きです
大好きです
・
気づかれると、あの人は
まるで自分のせいのように
自分自身を責めてしまうだろうから
気が付くと
接点が消えてしまっているように
一歩ずつ下がっていこうと
思います。
まだまだ燻っている
私の心の中の火も
そんなに簡単には
視野からそらせられないから
すこしずつ
ずっと
続けていたテニスも
この八月で終わりにします
一緒にダブルスでプレイをして
一度でいいから
1ゲームでもいいから
二人で勝ちたかった
あの人の笑顔を
見たかった
この一年
必死でやってきたので
ヒジに負担がかかってしまい
今はもう、ペットボトルも片手で持てません
あの人と手をつないでも
握り締める握力が ありません
一緒にいたかった
1時間でも
1分でも多く
そばに
いたかった
いたかった
好きになって3年
告白してからもうすぐ2年
ずっとずっと好きで
これからも
ずっと好きです
大好きです
・
無題
2005年7月24日やわらかな
そのはだを
すべるように
つめをはわせ
いきづまる
じかんのすべてを
ふたりだけで
きょうゆうし
わすれることの
できないほどの
おもいでとして
のこしたいと
ねがうわたしは
ただの
骨
そのはだを
すべるように
つめをはわせ
いきづまる
じかんのすべてを
ふたりだけで
きょうゆうし
わすれることの
できないほどの
おもいでとして
のこしたいと
ねがうわたしは
ただの
骨
7月12日の日記
2005年7月12日かゆい
かゆい
でも、場所がわからない
どこを掻けば落ち着くのか
わからない
気が狂いそうなほど
左のこぶしを握ってみるけれど
壁を叩きつけても
いくら薬を飲んでも
かゆい
。
かゆい
でも、場所がわからない
どこを掻けば落ち着くのか
わからない
気が狂いそうなほど
左のこぶしを握ってみるけれど
壁を叩きつけても
いくら薬を飲んでも
かゆい
。
6月28日の日記
2005年6月28日堕ちて行こうと思っても
そのたびに
あなたへの想いが
私を引き止める
いつまで
あなたを好きでいられるのだろう?
いつまで
そばにいられるのだろう?
ただ一度だけでいいから
あなたと寝たいという
理不尽な私の願いは
叶うことがあるだろうか?
叶わぬまでも
あなたの信頼を得ることができるだろうか?
好きです
何度も何度も繰り返して
時計の針を止めて
暑い日差しに弱いあなたを想い
あなたと指をからめて
全てを奪いたい
・
そのたびに
あなたへの想いが
私を引き止める
いつまで
あなたを好きでいられるのだろう?
いつまで
そばにいられるのだろう?
ただ一度だけでいいから
あなたと寝たいという
理不尽な私の願いは
叶うことがあるだろうか?
叶わぬまでも
あなたの信頼を得ることができるだろうか?
好きです
何度も何度も繰り返して
時計の針を止めて
暑い日差しに弱いあなたを想い
あなたと指をからめて
全てを奪いたい
・
6月6日の日記
2005年6月6日駄目みたいです。
正常に生活するには
あの人は近くすぎて
だから
いっそ狂った生活に
戻ろうと思います
あの人への恋を
あきらめなければならないほどの
汚れた
淫らな
生活に
・
正常に生活するには
あの人は近くすぎて
だから
いっそ狂った生活に
戻ろうと思います
あの人への恋を
あきらめなければならないほどの
汚れた
淫らな
生活に
・
5月31日の日記
2005年5月31日彼女は友達になりたいと言う
セックス抜きのほうが
一生続く友達でいられると
だけど
ほんと?
未来は誰にも分からないし
あなたのことも
わたしのことも
結局
好きになってもらえなかった
ただそれだけ
二年続いた音の無い時間が
色さえも
無くして行く
・
セックス抜きのほうが
一生続く友達でいられると
だけど
ほんと?
未来は誰にも分からないし
あなたのことも
わたしのことも
結局
好きになってもらえなかった
ただそれだけ
二年続いた音の無い時間が
色さえも
無くして行く
・
5月18日の日記
2005年5月18日終わりが近づいてきたような気がします。
一秒一秒、あの人との距離が離れていきます。
ほんとはそうではなくて、
もともとあった距離を、
私が、一秒一秒理解しはじめているのです。
震えるような声で
なんど泣き叫んでも
薬を飲んで、愛想笑いをしても
返事のこないメールを
相手が困らない程度に送信し
くるはずのない返事を待ち続け
気まぐれで交わした約束にしがみついて
毎日モールで待ち続け
私は心をズタズタにした
でも、私はそれを分かっていて
止められなかった。
過去形には
まだできない
まだ大好き
望みなどないことは
分かっているけど
これからも
薬を飲み続け
携帯を握り締め
愛想笑いをして
生きていくんだろう
あなただけが
わかるはずの
あなただけが
わからない私として
・
一秒一秒、あの人との距離が離れていきます。
ほんとはそうではなくて、
もともとあった距離を、
私が、一秒一秒理解しはじめているのです。
震えるような声で
なんど泣き叫んでも
薬を飲んで、愛想笑いをしても
返事のこないメールを
相手が困らない程度に送信し
くるはずのない返事を待ち続け
気まぐれで交わした約束にしがみついて
毎日モールで待ち続け
私は心をズタズタにした
でも、私はそれを分かっていて
止められなかった。
過去形には
まだできない
まだ大好き
望みなどないことは
分かっているけど
これからも
薬を飲み続け
携帯を握り締め
愛想笑いをして
生きていくんだろう
あなただけが
わかるはずの
あなただけが
わからない私として
・
書いている途中にESCを押すと、みんな消えちゃうんだね。
なにも残らないんだね。
もう、覚えてないや。
包丁を持つ手を
最後にそう書いた。
包丁を持つ手をゆっくりと動かして
するどい刃を指先に当てると
指紋のひだひだに、吸い付くように
刃先が肌を吸い込んで
血が 刃先を伝う
そのまま、キッチンに
血がたれたら
止めよう
そう思って、
固まった言葉を
頭の中に、キンキンに凍らせて
あの人を思うと、
勝手に右手が包丁を引いてしまう
あの人は
遠くに居て
近づくほどに
終わりがやってきて
後戻りすることも
進むこともできず
それを心配そうに見つめるあなたは
手を差し伸べるわけでもなく
嘲笑するわけでもなく
違う私になれ
と言う
違う私になれ
と言う
いっそ、肉食獣になって
あなたの体をすべて飲み込んで
そのまま崖から飛び降りれば
再び新しい生命が
微生物となって
食物連鎖を支えていく
行かないで
どこにも行かないで
そばにいて
ここに
ひじが触れる距離に
触れないように努力するから
ここにきて
あなたに恋をしていることを
隠し通してみせるから
ここに
きて
。
なにも残らないんだね。
もう、覚えてないや。
包丁を持つ手を
最後にそう書いた。
包丁を持つ手をゆっくりと動かして
するどい刃を指先に当てると
指紋のひだひだに、吸い付くように
刃先が肌を吸い込んで
血が 刃先を伝う
そのまま、キッチンに
血がたれたら
止めよう
そう思って、
固まった言葉を
頭の中に、キンキンに凍らせて
あの人を思うと、
勝手に右手が包丁を引いてしまう
あの人は
遠くに居て
近づくほどに
終わりがやってきて
後戻りすることも
進むこともできず
それを心配そうに見つめるあなたは
手を差し伸べるわけでもなく
嘲笑するわけでもなく
違う私になれ
と言う
違う私になれ
と言う
いっそ、肉食獣になって
あなたの体をすべて飲み込んで
そのまま崖から飛び降りれば
再び新しい生命が
微生物となって
食物連鎖を支えていく
行かないで
どこにも行かないで
そばにいて
ここに
ひじが触れる距離に
触れないように努力するから
ここにきて
あなたに恋をしていることを
隠し通してみせるから
ここに
きて
。
5月16日の日記
2005年5月15日彼女は私を必要としていない
どこをどう切り取っても
その答えしか出てこない
忘れることもできず
トモダチのフリをして近づいて
愛想笑いをするしかない
仲良く振舞うしかない
時間の無駄
人生の浪費
どこをどう切り取っても
その答えしか出てこない
忘れることもできず
トモダチのフリをして近づいて
愛想笑いをするしかない
仲良く振舞うしかない
時間の無駄
人生の浪費
5月12日の日記
2005年5月12日明日の金曜日
あの人はデート
明日なんて
なくなればいい
バランスが必要だ
善と悪のバランスが
あの人を思う気持ちの行き場が無いのなら
思い切り非道になろう
あの人にわからないところで
誰も知らないところで
・
あの人はデート
明日なんて
なくなればいい
バランスが必要だ
善と悪のバランスが
あの人を思う気持ちの行き場が無いのなら
思い切り非道になろう
あの人にわからないところで
誰も知らないところで
・
5月1日の日記
2005年5月1日テニスの練習をした
4面あるコートで ひとりきり
何も考えないようにして
サーブだけを2時間
終わってコートを出て
友達に電話した
もしもし
問いかけてくれる
大丈夫?
僕はうなずくだけ
殺した嗚咽を感づいたように
電話の向こうから小さな声で
がんばれ
僕は タオルで口をふさいで
思い切り泣いた
駐車場に座り込んで
・
4面あるコートで ひとりきり
何も考えないようにして
サーブだけを2時間
終わってコートを出て
友達に電話した
もしもし
問いかけてくれる
大丈夫?
僕はうなずくだけ
殺した嗚咽を感づいたように
電話の向こうから小さな声で
がんばれ
僕は タオルで口をふさいで
思い切り泣いた
駐車場に座り込んで
・